もともと格安のNECサーバに付いていた180GBのSATAⅡをそのまま使っていたが、
500GBに交換することにした。
dumpとrestoreが良いようだが、イマイチ操作が良くわからないので、
ddコマンドと、LVMの拡張で何とかした。
まずは、ddコマンドを実行するため、KNOPPIX
(LIVEでターミナルでddコマンドが動くなら何でもいい)のDVDを作成し、
BIOS弄って、DVD優先起動にする。
$ sudo -s でroot化
コピー元を sda コピー先を sdbとする場合、
# dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=1024
今回は、HDDにエラーが出た状態ではないので、
ブロックサイズはデフォルトの512Kごと送るよりは、倍の方が早いだろうということで、
オプションを追加。
ifとofを逆にしちゃうと、大変な事態に。もう二度とデータは帰ってこない・・・。
この作業、あんまりしたくない・・・。
結果、およそ2時間ほどでコピー完了
途中経過を確認する方法は別のターミナルを起動して
$ killall -USR1 dd
これで、その時点の作業量からおよその時間が割り出せる。
完了したら、シャットダウンして、その後HDDをつなぎかえて起動。
起動すると、外側は500GBなっているが、内側は180GBのままなので、
これを正しく直してあげる必要がある。
$ su -
# df -H
Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
168G 164G 4G 97% /
/dev/sda1 104M 64M 35M 65% /boot
現状、こんな感じ
ボリュームグループの構成を見て、割り当てられる領域を確認。
# /usr/sbin/vgdisplay -v
作業中に保存し忘れた・・・。
これは、最終形だが、
Total PEが上限値なので、その付近まで、領域を拡張すれば良い。
Finding all volume groups
Finding volume group "VolGroup00"
--- Volume group ---
VG Name VolGroup00
System ID
Format lvm2
Metadata Areas 1
Metadata Sequence No 6
VG Access read/write
VG Status resizable
MAX LV 0
Cur LV 2
Open LV 2
Max PV 0
Cur PV 1
Act PV 1
VG Size 168 GB
PE Size 32.00 MB
Total PE 14901
Alloc PE / Size 14563 / 455.09 GB
Free PE / Size 338 / 10.56 GB
VG UUID Ys3H7T-UY61-MnKG-Ue0I-bMGI-mRHd-1oYDvm
# lvextend -l 14500 /dev/VolGroup00/LogVol00
最初は、14500でなく、14901でコマンドを叩いたのだが、
他に使われている領域が有るらしく、エラーが出たので、
わりと近めのきれいな数値でコマンド実行した。
その結果が、上の状態。
# resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00
resize2fsでサイズを変更。
途中迷走し、fdiskで一端sda2を消して、Wで保存する前に、
再度、目一杯の領域でsda2を作り直してWして、
再起動したが、効果が有ったのか不明。
ほんとは、 resize2fsの前に、
#fsck -f
/dev/VolGroup00/LogVol00 でディスクチェックすべきかも。
# df -H
Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
472G 164G 308G 34% /
/dev/sda1 104M 64M 35M 65% /boot
この形になれば、成功。