2016/09/22

受信メール設定 dovcot

サーバを移行したあと、メールを使うユーザを追加した際に
受信サーバにアクセスできない というエラーが帰って来た。

原因が分かったので、忘れないうちに残す

dovcotの制御が原因だった。

ユーザを作成
useradd -m [ユーザ名]
passwd [ユーザ名]
2回入力して作成する。

var/spool/mail/[ユーザ名]

このファイルのパーミッションを660(恐らくデフォルト)から600に変える
こうしないと、応答に答えてくれない仕様の用だ。

以前の設定は、
660でも問題なく動いており、
応答もしてくれているようなので、
これに気づかずに悩んでしまった。

2016/09/06

サーバ移転で詰まったこと php関連

WEBサーバを移転した際に、嵌ってしまった原因を列挙しておく。
次回の更新が何年後か分からないが、忘備録

PHPのこと

/etc/php.ini
phpが稼働したら、
info.phpファイルを作り、設定確認
infophp();
?>


memory_limit (メモリ使用量の上限)
post_max_size (POSTデータの最大サイズ ※1回のアップロードファイルすべての合計サイズ)
↑今回、これを確認せず、8MBの壁にぶち当たり嵌った・・。

upload_max_filesize  (1ファイルあたりの最大アップロードサイズ)

この辺の数値が小さいと、画面が白いままになったり、
IF関数等で正しく動かない。

反映は

 # systemctl restart httpd.service




Postfixのこと

設定されているサイズを確認

# postconf | grep size_limit

body_checks_size_limit = 51200
bounce_size_limit = 50000
header_size_limit = 102400
postconf: warning: /etc/postfix/main.cf: unused parameter: mtp_sasl_security_options=
mailbox_size_limit = 此処をでかくする      例えば1GB     1073741824
message_size_limit = 此処を↑は小さくする  例えば100MB 104857600

反映は

# systemctl restart postfix.service


phpで作ったメールフォームで嵌った。



2016/08/09

postfixの設定など

社員用にPHPプログラム運用兼ファイルサーバを設置している。
いままでは、ローカルなメールの遣り取りだけで済んでいたのだが
どうしても、外部のメールサーバを経由して外部ユーザにメールを送らないといけなくなった。

ローカルの設定は結構いい加減にやっており、
外部にメールを送ろうとすると、rejectされてしまう。

CentOS7.x はpostfixが推奨されているので、設定することにした。

はじめに
postfixが動いているか?確認




# systemctl status postfix.service

今回は、phpが絡むので、設定する。
/etc/php.ini
L980位の
[mail function]
SMTP = localhost
smtp_port = 25
sendmail_from = なんかそれなに名前を付けておく。

※SMTP認証を使うときは、もう少し追記があるらしい。(今回はいらない)

# systemctl restart httpd.service
PHPの設定有効


つづいてpostfixの設定

前のかなりラフなものをちゃんとする。

 /etc/postfix/main.cf

L60
mail_owner = postfix 別のユーザに変更するときは、書き換える(今回不要)

myhostname = mail.xxx.co.jp 等

mydomain = xxx.co.jp 等

inet_interfaces = localhost 受信設定。受信しないので、localhostで良いが、ルータ等でセキュア環境にしてあるならば、allでもOKと思われる。

inet_protocols = ipv4 おまじない。ipv6をkillしている際は、記載しないと動かないらしい。

mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain ←註

mynetworks = XXX.XXX.XXX.0/24, 127.0.0.0/8 許容するネットワークの範囲を記載


mydestination に $mydomain を記載する際の注意

内部用のサーバから外部用のサーバにリレーする際に、
内部的には固定IP割り当てて、ルータで締めて、トンネル作って、そのアドレスを許容すればいいのだが、そこから外部に送る際、最近のレンタルサーバ等は、domainがいい加減だと、rejectしてくる。

そこで、$mydomainには、送信する際に問い合わせを受けても問題ないdomainを記載しておくのだが、mydestination に $mydomain を安易に書き加えると、外部サーバと内部サーバに同一の
アカウントがいる場合は、そのユーザに関しては、ローカルサーバ内にメールを送ってしまい。
本来の$mydomain に送るべきものが全く送れない状態になってしまうので、
注意が必要。
外部サーバを使ってメールを送信するような内部サーバのpostfixの設定で、
よほど特殊(たとえば内部で擬似的に運用する等の)な環境でない限り、
記載する際は注意が必要。






※SMTP認証を使う場合は、この辺も有効にする。
# In the case of SMTP, specify a domain, host, host:port, [host]:port,
# [address] or [address]:port; the form [host] turns off MX lookups.
#
# If you're connected via UUCP, see also the default_transport parameter.
#
#relayhost = $mydomain
#relayhost = [gateway.my.domain]
#relayhost = [mailserver.isp.tld]
#relayhost = uucphost
#relayhost = [an.ip.add.ress]

その他はそのままで大丈夫と思われる。

# systemctl restart postfix.service
再起動
# systemctl status postfix.service
エラーが無いか確認する。



この設定で、問題なく中継が出来た。
今後Gmailやその他のメールサーバと絡めたりしたいときには、
SMTP認証が必要になる。(今は止めておく)




2016/07/08

PHP 複数行を持つ標準入力の配列化

複数行を持つ標準入力の配列化

 

<?php
$input = trim(fgets(STDIN));
while ($input){
$array[] = $input;
$input = trim(fgets(STDIN));
}



これで、$arrayに標準出力の複数行で書かれたものを

配列に出来る。




一列づつ検証をする場合は、

 

    while($input=fgets(STDIN)){
  for ($i = 1; $i <= $input-1 ; $i++) {

この中で検証する;

}


このように処理すれば良い。



スキルアップの為、codeIQとかで勉強を始めたが、

標準入力の取り扱い方が良くわからずに困っておった。

 

 

プログラム自体は掛けるのだが、

標準入力の配列化が出来ず、解けない問題があったので、

いろいろ調べた結果 こうなった。

2016/06/27

javascipt datePicker 営業日の制御

打ち合わせ希望日をカレンダーで選択してもらってフォームで予約を入れてもらう。
このような制御が必要になった。


当初<input type="date">で良いかな?
と思ったが、ユーザがPC:スマホで7対3位で、まだまだPCが有利なので、

datepickerを使うことにした。

その際に、
・土日は選択させない。
・4営業日以降しか選択できない。

という条件を付けたい。

土日は選択させない事は先人の知恵で問題なく解決。
問題は、4営業日以降の縛り


datepickerの変数だけでは処理できなかったので、
起算点を今日にして、今日の曜日を取得し、
datepikcerのオプション minDate で制御した。


以下ソース。
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV=Content-Type CONTENT=text/html;CHARSET=UTF-8>
<TITLE>アポどり用フォーム</TITLE>
<!-- jQuery-->
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.js"></script>
<!-- jQuery-UI -->
<script src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jqueryui/1/jquery-ui.min.js"></script>
<!-- jQuery-UI-datepicker -->
<script src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jqueryui/1/i18n/jquery.ui.datepicker-ja.min.js\"></script>
<link rel="stylesheet" href="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jqueryui/1/themes/redmond/jquery-ui.css\" >
<script>
<!-- 今日の曜日を抽出-->
var dateObj = new Date() ;
var weekDayList = [0,1,2,3,4,5,6] ;
var todayWeekDay = weekDayList[ dateObj.getDay() ] ;
<!--datepicker 定義-->
    $(function(){
     // Datepicker の呼び出し
    $( "#datepicker" ).datepicker({onClose: function(dateText, inst) {
     //プラン番号の取得
     //日付オブジェクトの作成
    var date = new Date(dateText);
    var weekDay = parseInt(date.getDay());
    var check = false;
    if(weekDay > 0 && weekDay < 6){
    check = true;
    }
    if(!check){
    alert("この日は選択できません");
    $( "#datepicker" ).val('');
    }
    }});
//判別4(木曜)、5(金曜)は+6day それ以外は+4dayでOK
    if(todayWeekDay == 4 || todayWeekDay == 5){
            $( "#datepicker" ).datepicker( "option", 'minDate', "+6d" );
            $( "#datepicker" ).datepicker( "option", 'maxDate', "2m" );
            }            
            else{
            $( "#datepicker" ).datepicker( "option", 'minDate', "+4d" );
            $( "#datepicker" ).datepicker( "option", 'maxDate', "2m" );
            }
     }
     );
</script>
</HEAD>
<BODY>
<FORM ACTION="mail.php" METHOD="POST" ENCTYPE="application/x-www-form-urlencoded" >
<input type="text" name="date1" class="form_text-small\" id="datepicker" readonly="readonly">
</FORM>


こんな感じで実装すればよい。

            $( "#datepicker" ).datepicker( "option", 'minDate', "+4d" );
            $( "#datepicker" ).datepicker( "option", 'maxDate', "2m" );

肝はこの部分。

2016/05/24

CentOS7 ssh2_connectを実装する

正規の方法でインストールを試みるが、

#pecl install ssh2
PHP Warning:  PHP Startup: Unable to load dynamic library '/usr/lib64/php/modules/msql.so' - /usr/lib64/php/modules/msql.so: cannot open shared object file: No                                                            
such file or directory in Unknown on line 0
PHP Warning:  Module 'mbstring' already loaded in Unknown on line 0
PHP Warning:  Module 'pgsql' already loaded in Unknown on line 0
Failed to download pecl/ssh2 within preferred state "stable", latest release is version 0.12, stability "beta", use "channel://pecl.php.net/ssh2-0.12" to install install failed

エラー

ネイティブな解説ページが有ったので、
参考にしながら実装までのオボエガキ


先ずは、yumを最新にする。

# yum update

# yum install make gcc libssh2 php-deve

# pecl install -f ssh2
PHP Warning:  PHP Startup: Unable to load dynamic library '/usr/lib64/php/modules/msql.so' - /usr/lib64/php/modules/msql.so: cannot open shared object file: No such file or directory in Unknown on line 0
PHP Warning:  Module 'mbstring' already loaded in Unknown on line 0
PHP Warning:  Module 'pgsql' already loaded in Unknown on line 0
WARNING: failed to download pecl.php.net/ssh2 within preferred state "stable", will instead download version 0.12, stability "beta"
WARNING: channel "pecl.php.net" has updated its protocols, use "pecl channel-update pecl.php.net" to update
downloading ssh2-0.12.tgz ...
Starting to download ssh2-0.12.tgz (26,223 bytes)
.........done: 26,223 bytes
6 source files, building
running: phpize
Configuring for:
PHP Api Version:         20100412
Zend Module Api No:      20100525
Zend Extension Api No:   220100525
libssh2 prefix? [autodetect] :     ←ここはブランクのまま エンターした。
Build process completed successfully
Installing '/usr/lib64/php/modules/ssh2.so'
install ok: channel://pecl.php.net/ssh2-0.12
configuration option "php_ini" is not set to php.ini location
You should add "extension=ssh2.so" to php.ini

となるので、

# echo "extension=ssh2.so" > /etc/php.d/ssh2.ini

httpdを再起動させる。

# systemctl restart httpd.service

# php -m | grep ssh2
PHP Warning:  PHP Startup: Unable to load dynamic library '/usr/lib64/php/modules/msql.so' - /usr/lib64/php/modules/msql.so: cannot open shared object file: No such file or directory in Unknown on line 0
PHP Warning:  Module 'mbstring' already loaded in Unknown on line 0
PHP Warning:  Module 'pgsql' already loaded in Unknown on line 0
ssh2

phpinfo() で確認すると

ssh2

SSH2 supportenabled
extension version 0.12
libssh2 version 1.4.3
banner SSH-2.0-libssh2_1.4.3

となり、実装完了。

実装方法




<?php
$connection = ssh2_connect('アドレス', 22);
ssh2_auth_password($connection, 'ログインユーザ名', 'ログインパスワード');

ssh2_scp_send($connection, '../転送元ファイル', '転送先ディレクトリ/転送するファイル', 0644);
?>

2016/05/23

phpexcelとlibreofficeのcuiを使ってPDFを作成する

かなりphpexcelの恩恵を受けているが、やはりpdfに加工したい事がある。
guiでせっせと作るのも良いのだが、
ボタン一つで作成させたい。

そこで、エクセルをpdfに変換するものをいろいろ探したところ、
libreofficeのCUIを使うのが一番崩れないようだ。

早速だが、CUIの環境を構築

#yum install libreoffice libreoffice-langpack-ja 

早速コマンドを投げてみる。

libreoffice --nologo --nofirststartwizard --convert-to pdf /var/www/html/pdf/000001.xlsx

エラーが返ってきた。

/usr/lib64/libreoffice/program/soffice.bin X11 error: Can't open display:
   Set DISPLAY environment variable, use -display option
   or check permissions of your X-Server
   (See "man X" resp. "man xhost" for details)


https://help.libreoffice.org/Common/Starting_the_Software_With_Parameters/ja
調べてみると、

オプションで  --headless を付けないと、ユーザーインタフェースが動いてしまい、NGらしい。

そこで、追加でオプションを実装。

#yum install libreoffice-headless 


libreoffice --headless --nologo --nofirststartwizard --convert-to pdf /var/www/html/excel/pdf/00001.xlsx
convert /var/www/html/excel/pdf/00001.xlsx -> /home/<>/00001.pdf using calc_pdf_Export


変換できた。

線種や文字化けはなさそう。

サイズが大きいと、ページを跨いでしまうようなので、余白の設定等で、そこをなんとかできれば、
十分使えそう。

2016/02/04

SSD 換装時のMBR問題 Windows7

HDDドライブが怪しくなってきたので、SSDに換装をしたが、
HDDが1TBに対し、SSDが240GBであったため、
ディスク丸ごとクローンが使えなかった。
元のパーティションを
EaseUE Partition Master で200GB位にまで小さくしてから
EaseUE Todo BackUp Free でパーティションクローンを作った。

EaseUEさんへのリンク
http://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
EaseUS Todo Backup Freeの日本語公式ページ
http://jp.easeus.com/backup-software/free.html
システムクローンだと、換装後が面倒な予感がしたため、
非推奨のようだが、パーティションのクローンを作った。
free版なので、コピー先のパーティションをActiveに出来なかった。
恐らく駄目であろうと思いつつ、
SSDに付け替えて、BIOSを変更し、起動を掛けると、
bootLoaderが無いので起動できないとエラーが起きる。

しょうがないので、元のHDDに戻し、Windows修復ディスクを作成。
コントロール パネル→システムとセキュリティ→バックアップと復元
→システム修復ディスクの作成 で起動ディスクを作成する。

BIOSで DVD→SSDにして、ディスクから起動。

先ずは、スタートアップ修復を試すが、駄目。

続いて、コマンドプロンプトから

>bootsect /nt60 sys /mbr [ent]
でwindwos7用のブートストラップローダを書き込こもうとするが、
パーティションがアクティブでないので、書けないとエラーが返ってきた。

diskをactiveにしたいので、diskpaetコマンドを使う。
>DISKPART [ent]

・ディスクのリスト表示
DISKPART> list disk
  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン          200 GB  1024 KB

・ディスクを選択する。
DISKPART> select disk 0  [ent]

ディスク 0 が選択されました。

・パーティションのリスト表示
DISKPART> list partition  [ent]

  Partition ###  Type                Size     Offset
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    プライマリ             200GB    31 KB

・パーティションを選択
DISKPART> select partition 1  [ent]

パーティション 1 が選択されました。

・activeにする
DISKPART> active  [ent]

DiskPart は現在のパーティションをアクティブとしてマークしました。

DISKPART> exit  [ent]

>bootsect /nt60 sys /mbr [ent]

ブートストラップローダを書き込んでくれるので、一旦再起動する。

>exit [ent]
これで再行動掛ける。
SSDからブートすると
BOOTMGR is missing というエラーが吐き出される。
BOOTMGR is missingが出るので、PBR(パーティションの先頭セクタ)は
生き返った。
恐らく、アクティブパーティションの設定がオカシイ。論理フォーマットが駄目なようだ。

再度システム修復ディスクから立ち上げて、
スタートアップ修復で起動可能になった。

>bootrec /fixboot
>bootrec /fixmbr
コマンドだと駄目だった。

2016/01/05

pdfに日付のフッターを付ける。(Pdftkを使ってなるべく軽くやる。)

以前、pdftkでスタンプを作ったが、
同じ原理で、タイムスタンプを押したいという話になった。
itextを使うといった手法もあるようだが、
費用が掛からず、なるべく動作が軽い方向で検討してみる。 

過去の財産を有効活用するため、
フッターに日付を持ったpdfを作成してみる。

いきなりPDFは作成できないので、
psファイルを一旦作成し、それをPDFに変換することにする。
a2psがデフォルトでインストールされていないので、
# yum install a2ps

なるべく重たくしないように、一回だけ改行した text.txtを作成し、footer.psに変換

コマンドは
$ a2ps text.txt -B -R --borders=no --footer=`date +%Y-%m-%d-%H:%M` -o footer.ps

オプションの補足
-B フレームを消す。
-R 用紙を縦にする。
--borders=no 外枠を消す。
--footer=`date +%Y-%m-%d-%H:%M` フッターに2015-01-01-01:01のタイムスタンプ
-o ファイル形式で出力する。


続いて、pdfに変換

$ ps2pdf footer.ps footer.pdf

以上。

これをcron等で、5分おき程度に作成させておけば、良い。

オプションを調べるのに凄く時間を消費したので、メモしておく。