2017/12/12

Gmail パスワード付きzipファイルの送受信がNGになった。

gmailに自社ドメインのメールを自動転送して利用しているのだが、
12月に入って、一部のメールが転送されなくなった。

原因を調べたところ、
https://support.google.com/mail/answer/6590?hl=ja



Gmail でブロックされるファイルの種類


「このメールは、コンテンツにセキュリティ上の問題が潜んでいる可能性があるためブロックされました」という内容のエラーが Gmail に表示されるのにはさまざまな理由が考えられます。Gmail では、実行可能ファイルや特定のリンクを含むメールなど、ウィルスを拡散させる可能性があるメールがブロックされます。

ファイルが添付されているメール

・ウィルスや不正なソフトウェアからユーザーを保護するため、Gmail では次のような特定の形式のファイルを添付できません。
下記で指定されている特定のファイル形式(.gz や .bz2 ファイルなどに圧縮されている場合、または .zip や .tgz などのアーカイブ ファイルに入っている場合も含む)

・悪質なマクロが埋め込まれているドキュメント

・アーカイブが格納された、パスワードで保護されているアーカイブ
 ↑ これじゃん・・・。



パスワード付きのzipはNG、今月からの仕様変更のようだ。
Gmail全体に掛けているようなので、個別回避は不可能っぽい。
転送方法の再検討が必要になった・・・。


5年、10年前と違って、誰もが簡単にインターネットに接続できる時代になり、
便利になった反面、セキュリティはリテラシーの低いユーザレベルで基準を設定しないといけなくなるから、
世の中って難しい。

2017/10/25

Linux 削除できないディレクトリ作成 解除方法 chattr

sambaの運用時にパーミッションで完全制御を行いたくない場合(面倒な場合)でも、
ディレクトリの名前を勝手に変更されては困る場合がある。(プログラムに絡む所など)
そんな時に、chattr コマンドを利用する。
ext2/ext3/ext4の際に利用できる。



chattr [option] [property] FILE...

option
-R 変更を再帰的に適用する
-V 詳細に出力する
FILE ファイルを指定する

property
a 追記のみ可能とする
c ファイルを圧縮する
d dumpの対象外とする
e 拡張フォーマットを使用する
i 変更できなくする
j データのジャーナリングを行う
s 安全な削除(データブロック内を消去)
t 末尾のマージをできなくする
u 削除できなくする
A atime(アクセス時刻)を更新しない
D ディレクトリを同期的に更新する
S 同期的に更新する


ex) ディレクトリの変更をできなくする。
# chattr +i ディレクトリ名

ex) ディレクトリの変更を許可する
# chattr -i ディレクトリ名

リテラシーが低いユーザが多い場合に結構使える。



2017/05/20

VAIO Phone A FOMA-SIM 通話のみ利用の注意点

docomoフィーチャーフォンからVAIO PHONE Androidへの移行時注意

過去に所有していたガラケーを使い廻して何とか運用していたが、
いよいよ、具合が悪くなってきたので、今流行のDSDSをやってみようかな
と思い、VAIO PHONE Aを購入。
本体が届いたので、早速、SIMカードをmicro-simに交換しに行った。
docomoさんはxiのdocomo携帯を購入しないと、あくまでガラケーでの
通話契約になるらしい。(意味わからんが・・・。)
そのため、通話料金は 
 ¥2,200-(カケホーダイ ケータイ)
+¥500- (指定外デバイス料)これ意味わかんないよね?
計¥2,700-
これを機に、キャリアメールは止めました。
(¥300/月のiモードを解約)
ドコモさん、もう、指定外デバイス料金なんて取っている時代じゃないですよ。
と思うけど・・・。
ドコモのアドバンテージは裾野が広い事なんですよね。
auだと、CDMAがネックになってDSDSできる機種自体が選べない状態だし・・・。

因みに、本日持ち込んだドコモショップの男の子は自社商品でないから、この仕様がわかってなかったみたい。
simカードのサイズ変更が終わったから、帰ろうと思ったところ、
simカードの確認をしてくれと言われたので、刺してみたが、通話が出来ない。
しきりに「モバイルネットワークが利用できません。」とエラーを返してくる。
その場で、ちょっと弄ったけど、解決せず。
「ドコモショップにある動作試験用のガラケー貸してよ、micro-simで通話できるの確認出来ればもういいから」
と言っているのに、全く貸してくれない。
「持ち込み機種は自己責任ですので・・・。」も始まってかなり面倒な感じだった。
「simカードはちゃんと認識しているんでしょ?」
と聴いたところ、「大丈夫です」との事だったので、
じゃぁ、通話の動作確認しなくても良いよね?
と云うことにして帰りました。
なお、会社にあった、micro-simの端末に差し込んだら認識したので、
良かったよかった。

少し調べた所、
この機種は、simカードを
・4G/3G/2G(通話・データ通信)
・3G/2G(通話専用)
として識別させるようですが、一枚しか刺さないと4G/3G/2G(通話・データ通信)
の区分を強制的に設定し、データ通信を強要してくる仕様のようです。
通話のみにしたい場合は、
simカードを二枚刺し、ダミー側を
・4G/3G/2G(通話・データ通信)として認識させる必要があるようです。

FOMA(3G)の回線だけでスマートフォンを使う可能性は
マイノリティってことですね・・・。(私がやっている事はかなりマニアックなのか・・・。)

下手に3G/2Gの通話のみを選択できるようにすると、ライトユーザがデータ通信出来ないとクレーム付けてくる対策だろうか?
そもそもDSDS環境でスマホを持とうという人間は、端からマイノリティな気が
するので、せめて、VAIO PHONE Aに「良くある質問」位を作って
載せてあげて欲しいかな?


結論
VAIO Phone A FOMA-SIMで運用するには、ダミーでもなんでもいいので、simを2枚刺して、通話専用にFOMAカード(3G)を当てれば、通話専用で使えます。

2017/03/21

rsync

LastBackup=`ls -t $BackupDIR | grep backup | tail -1`


ディレクトリ名にbackupが入っていると、ソートが上手くいかないようで、
tailが最新の日付を返していない。
そのため、--link-destのバックアップがハードリンクになっていない。


--link-dest の動き 
コピー元のディレクトリ ⇒ $NewBackup
但し コピー元のディレクトリ の内、LastBackup にあるものは、ハードリンクを生成する。
つまり、容量が増えない。



スクリプトシェル
#!/bin/sh
# バックアップ先ディレクトリ指定
BackupDIR=/home/*****/dailyBackup

mkdir -p $BackupDIR
# バックアップログ定義
BackupLog=/home/*****/log/rsync_backup.log rm -f $BackupLog
touch $BackupLog
chmod 600 $BackupLog
#エラーチェック
error_exit () {
exit 1
}
#バックアップ実行
echo "`date` backup start" >> $BackupLog
LastBackup=`ls -t $BackupDIR | grep backup | tail -1``ls -t 
$BackupDIR tail -1`
NewBackup=`date +%Y%m%d`backup ←これを消す。

mkdir $BackupDIR/$NewBackup
rsync -rlptv --ignore-existing
 --whole-file --link-dest=../$LastBackup /コピー元のディレクトリ/ $BackupDIR/$NewBackup >> $BackupLog 2>&1

code=$?
if [ $code -ne 0 ]; then
cat $BackupLog | mail -s "BACKUP NG CODE IS $code" root
rm -rf $BackupDIR/$NewBackup
error_exit
fi
echo "`date` backup end" >> $BackupLog

2017/02/14

YAMAHA RTX-1200 システムlog保存

大手企業から個人情報の流失問題が発生してしまった事を受け、国が個人情報保護の対策ついてのアンケートを実施してきた。
この中に外部へのアクセスlogの保存等という項目があったので、実装してみる事にする。

SYSLOGのバックアップを外部サーバに行う場合と、USB等の外部メモリに行う場合が選択できるようなので、まずはUSBでいいかな?と云うことで、その辺にあったbuffaloさんの8GBのUSBフラッシュメモリを接続してみた。
systemLogの外部メモリへの保存方法

telnetで接続して、administratorになってから行う。

外部メモリへの書き込み設定

# external-memory syslog filename usb1:rt_syslog.log

usb1にrt_syslog.logという名前で保存していく。

ファイルサイズは、自動で割り当てられるらしく、ファイルサイズはフォーマットをfat32にしたため、
最大でも4GBだが、外部メモリの空き容量をEn、config保存用の領域をCn、mainファイル用の領域をMn、
またbackupファイル用の領域をBnとすると、各領域のサイズはおよそ以下のような計算らしい。
Cn: 1MB、もしくはEn/10のうち、どちらか大きい方。但し、En/10の上限は100MB
Bn: (En - Cn)/2 
Mn: En - Cn - Bn

En=7,536,600KB ⇒ 最大値の 100,000KB
Bn=3,718,300KB
二つ目のファイルは
En=3,818,300KB ⇒ 最大値の100,000KB
Bn=1,859,150KB

となってくようだ。

容量が一杯になると、古いのを消すらいが、およそ一週間で8GBを使い切る予測なので、経過を確認したい。

USB1に保存されているファイルの確認をするコマンドライン

# show file list usb1:/
  size        date      time   sname        longname
--------- ----------- -------- ------------ --------------------------------
  2910179 Feb-14-2017 17:36:34 RT_SYS~1.LOG  rt_syslog.log
took 0 sec


こんな感じで表示される。

USBメモリの内容を確認したい場合

# show status external-memory
Host controller:           Running
Syslog profiles
  Syslog file name:        usb1:rt_syslog.log [Writable]
  Backup file name:        usb1:rt_syslog.bak
  Maximum file size:       965312512 bytes
  Buffering:               OK
Statistics profiles
  Syslog file name:        [Not specified]
Syslog statistics
  Recorded times:          2472 (TIMER:2472, FULL:0)
  Discarded times:         1 (FULL:0)
  Dropped lines:           1
File Operation statistics
  Syslog aborted:          1
  Open failed:             0
  Backup created:          0
  Backup failed:           0 (DELETE:0, RENAME:0, CLOSE:0)
  Write error:             0
  Write retry failed:      0

usb1
Bus power feed:            ON
Attached device
  Device name:             0x0098
  Vendor name:             0x0411
  Maximum transfer rate:   480Mbps(High speeed)
  Memory capacity:         7536600 KB
MASS Storage Class Transmit statistics
  Timeout:                 0
  Stalled:                 0
  Canceled:                0
  I/O error:               0
  Unknown:                 0

sd1
Bus power feed:            ON
Attached device            Not attached

USBを取り外す場合

RTX-1200本体のUSBの刺さっている横のボタンを2秒以上押して、
音が鳴ったら取り外してOK。

2017/01/24

rsync

2017年1月23日記載
rsyncで差分を止めていたのだが、いよいよHDDの容量を逼迫してきた。

そこで、

--ignore-existing コピー先に存在するファイルは更新しない
こいつを嚙ましてみる。


LastBackup=`ls -t $BackupDIR | grep backup | head -1`
一番古いファイルとの差分を取っていたが、最新のものとの比較に修正
LastBackup=`ls -t $BackupDIR | grep backup | tail -1`



上手い事動きそうなので、定期的なフルバックアップをどのタイミングで行うか?
は今年の課題にしたいと思う。

スクリプトシェル
#!/bin/sh
# バックアップ先ディレクトリ指定
BackupDIR=/home/*****/dailyBackup

mkdir -p $BackupDIR
# バックアップログ定義
BackupLog=/home/*****/log/rsync_backup.log rm -f $BackupLog
touch $BackupLog
chmod 600 $BackupLog
#エラーチェック
error_exit () {
exit 1
}
#バックアップ実行
echo "`date` backup start" >> $BackupLog
LastBackup=`ls -t $BackupDIR | grep backup | tail -1`
NewBackup=`date +%Y%m%d`backup

mkdir $BackupDIR/$NewBackup
rsync -rlptv --ignore-existing
 --whole-file --link-dest=../$LastBackup /home/比較元のディレクトリ/ $BackupDIR/$NewBackup >> $BackupLog 2>&1

code=$?
if [ $code -ne 0 ]; then
cat $BackupLog | mail -s "BACKUP NG CODE IS $code" root
rm -rf $BackupDIR/$NewBackup
error_exit
fi
echo "`date` backup end" >> $BackupLog